学園BASARAで一応、ギャグ(になるはずだったもの。佐助+幸村のお話です)
かなり中途半端なとこで終わっていますがそれでも許せる、という方のみスクロールでお願いします↓























放課後。







「あ、あい・・・?ふ・・・ゆぅ・・・」
「旦那、ソレは I f you って読むんだよ」
「おお、そうか!」
「・・・はぁ」





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HR終了後。

英語担当の先生から「明日、点数が平均以下だった者は追試を行う。それまでにしっかりと今日のテストのところを復習していい点を取れるよう勉強しておくように」と課題を出され英語のテストの点数が非常に悪かった幸村から「佐助!頼む、某に今から英語を教えてくれ!」と泣きつかれた佐助。(ちなみに平均が45点に対して幸村の点数は23点という有り様であった)

正直、めんどくさい。それに自分も英語はあまり得意な方ではないから無理だと言おうと思ったのに明日の追試が受からなければお館様に叱られてしまう!、と必死になっている目の前の人物はとても話を聞いてくれそうになかったので佐助は開きかけた口を閉じながらはぁー、と深いため息をついた。

「っていうか英語なら伊達の旦那がいるでしょ?何で真っ先に俺なの。」
「うむ。某もそう思って言ったのだが聞けば政宗殿は今から医者に行かねばならぬとのことだったのであと残っているのは佐助しかおらぬと思ったのだ。」
「あ、そう・・・」

ためしに先ほど携帯で「今、どこにいる?」と伊達にメールを送ってみたところ返ってきた返事は「家。今から寝る。」
(あー・・・逃げたな、伊達の旦那)

明日会ったら文句を言ってやろうと思いながらも、結局自分が幸村に英語を教えるしかなさそうだと諦めがついた佐助であった。



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そんなわけでひたすら二人で英語のワークとにらめっこをすること約1時間。
普通1時間勉強すれば何とか読み方くらいは頭に入るだろう、と思うのにワークをやり始めてから目の前でずっと頭を抱えて唸っている幸村を見る限りどうやら読み方さえも全然頭に入らないらしい。
そんな様子をなかば呆れた表情でため息をつき眺めていた佐助は窓の方へと視線を移す。


すでに昼間見慣れた蒼い外の風景は今は綺麗な茜色に染まりつつあった。



「某はちょっと異国の言葉は苦手なだけで・・・」


何やらもごもごと口を動かしてぶつぶつと独り言を言っている幸村には視線をやらず、そのままでぼうっと窓の外を眺めたまま佐助はハイハイ、と軽い返事を返す。


「分かったから。ハイ、次のページで最後だからね。頑張ってー旦那。」


その言葉を聞いて、うむ、今度はすべて自分の力でやり遂げてみせる!と幸村が勢い良く声を出し頷いたのを視界の隅で小さく捕らえると思わずふっ、と笑みが漏れた。

(さーて、帰ったら今日の夕食は何にしようかな)
綺麗な茜色に染まりつつあるこの空が薄暗くなる頃には幸村と一緒に帰路につけていることを願いながら佐助は今晩の夕食のことを考えていた。





 30分後。辺りはもうすでに薄暗く校舎内に人影もなくなっていた。
何とか問題を解き終わったらしい幸村は席から立ち上がるとううん、と軽く背伸びをする。

「佐助!某は頑張ったぞ。」
「はいはい お疲れ様、っと。」

フン、と鼻を鳴らして自慢気に話す幸村を尻目にどれどれ、と軽く答え合わせをするつもりでワークを覗き込むと一応、それなりに頑張った形跡は見られた。
しかし

「ちょっとちょっと。」
「ん?どうした?」
「ここら辺回答がぜーんぶ真っ白なんですけど?」

その言葉に幸村がうっ、と息を詰まらせる。
はぁ、とまたもや軽くため息をつきキッ、と少し睨むような視線を幸村に向ければサッ、と目を背けられくるりと背中を向けられたのであった。

「・・・・・・某なりに頑張ったのだ。」

「・・・うん、頑張りは認めるよ旦那。」


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書きかけで何が何だかですけど一応佐+幸で。
ギャグのつもりで書いてたはずだったけど何故か途中で止めてしまっt(ry)
いつかちゃんとした続きを書けたら書きたい です・・・orz








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